新年最初の釣りに当たり、まずはおめでたい画像?から(笑)

今年も例によって、あぶらハムさん
http://yokozuki-lure.cocolog-nifty.com/と
静岡県沼津市にタチウオジギングに行ってきました。
昨年は雪の中の釣行でした。
http://kiku-kiku-kiku.seesaa.net/article/388682436.htmlしかし、今回は違います。

1月10日、9時過ぎに何事もなく沼津に到着したところ、今年もお世話になる幸松丸さん
http://dai8koshomaru.web.fc2.com/にも静浦港にも、当然ながら雪はありません。
雪どころか、防寒着を着ていられないほどの暖かさ。
東北から南下するからには、こうじゃなくっちゃ!といったところです。
そして15時半前に全員集合し、早速出港します。

各港から釣り人を乗せた遊漁船が集結し、ポイント付近に列を作ってアンカーを打ちます。

とはいえ、タチウオが釣れるのは暗くなってからのお話。
気合いの入った人は、早速ジグをしゃくっていますが、あまりにも早すぎ。

集魚灯に寄って来たベイトを目当てにタチウオが集まってくるまでは、富士山を眺めながら暇をつぶすしかありません。
夕日が完全に沈んだ17時半頃、集魚灯が点灯します。
ここで私もようやく釣り開始。
しばらくの間、タチウオからの反応はナシ。
突然、「ちょっと上げて待っててねぇ〜」との船長からのアナウンス。
5分ほど待っていたしょうか?
「ハイ、どうぞ!」のアナウンスとともに釣りを再開した途端、隣のあぶらハムさんのロッドが絞りこまれました。

ここからはもう、見える範囲の全ての釣り人がヒットの連続。
投入毎にロッドが曲がり、完全に手返し勝負。
もはや会話もなく、全員が無我夢中。
“戦場のような”という表現がピッタリの船中。
そして私は、最初に選択したジグが外れてしまい、最初の10分ほど反応ナシ。
あぶらハムさんがピンクのアンチョビミサイルで連発しているのを真似し、私もパープルのアンチョビミサイルにチェンジ。
これでようやく1本ゲットしホっとします。

続けて2本目。
で、自分的にはノーマル的ジグで釣りたかったことから、ロッドを替えてジグの釣りを再開。
これが悪循環を招いてしまいました。
フォール中のジグに2回も3回も、下手すると5回とかアタリがあります。
しかし、なぜかヒットに繋がらず、気ばかり焦ってどうにもなりません。
しまいには、リーダーが高切れ。
直後、もう1本のロッドもリーダーがプッツン!(怒)
この時点で、あぶらハムさんは二桁に到達しています。
他の釣り人も、入れ食いの中でマシーンのようにタチウオを掛け、取り込んでいます。
私は完全に置いていかれました・・・。
でも、私はタチウオ釣りが2回目。
前回は最悪に近い条件だったはずなので、実質的に今回が初めて同然。
その事実を思い出した途端、なんか落ち着きました。
飲み物を口にし、10分ほど費やしてロッド2本ともリーダーを組み直します。
とはいえ、釣りを再開しても、フォール中のアタリを上手いこと乗せられない状況に変わりありません。
その後、しばらくの試行錯誤の末、なんとなく分かってきました。
どうやら私の場合、アタリ直後のリールの巻きが足りなかったカンジ。
振り返ってみれば、これに気づいた時、タチウオジギングの世界への一歩目を踏み込めたような気がします。
フォール中のアタリをコンスタントに掛けられるようになりました。
フォールがダメでも、早巻き回収の際にもけっこうな頻度でヒットします。
それなりに結論が出つつあったので、2〜3本釣る毎に別のジグを試してみました。
私の悪い癖だと思いますが、既に最終結果は無視しています。
定番のものではなくても、タチウオ用以外のジグ・カラーでも普通に釣れることも分かりました。
ロングジグであるスピードジグFLのサンマカラーで連続ヒットし、しかも指5本近い最大魚が出たのには驚きました。
(翌日、これが共食いパターンらしきものであることが判明!)
そんなこんなで、あっという間に時間が過ぎていきます。
21時半に釣り終了(早上がり?)。
あまりにも集中しすぎて、胃の痛みを我慢していたのはここだけのお話。
終了のアナウンス時、あぶらハムさんは、上がりタチをゲット。

まさにこの日の釣れっぷりを象徴するかのようでした(笑)
そして翌日・・・。

2日目、11日夜の釣りは、シケのため中止。
あっけなく、今釣行が終了しました。

時間があったので、あらためて前夜の釣果をカウントしたところ、私は23本、あぶらハムさんはさすがの45本。
予想通りのダブルスコアでした(苦笑)
正直言えば、もう1回船に乗りたかった。
前夜の経験を生かした釣りを早速実行したかった。
多分、今度はもう少し釣れそうな気がします。(あぶらハムさんの3分の2くらい?)
ということで、禁断の世界に足を踏み入れた予感がする今釣行。
タチウオジギングは私の性格にピッタリでした。
早くも2週間後が楽しみでなりません(笑)
※私としては他人と競争しているつもりはありませんので悪しからず。
アユ釣りと同じ感覚といえば分かってもらえるでしょうか・・・。
タックル1
ロッド:パームス・ベイサルバー632
リール:RYOGA BAY JIGGING C1012PE-HL
メインライン:PE0.8号
リーダー:25lb+50lb
タックル2
ロッド:テンリュウ・ホライズンHLJ62B-FML
リール:RYOGA BAY JIGGING C2020PE-H
メインライン:PE0.8号
リーダー:25lb+50lb
ヒットルアー:アンチョビミサイル90g、メタルフリッカー・スピードジグ・ブランカ・ソルティガサクリファイスUリーフ各80g前後