4月8日
前日、赤川に着いて驚愕。
午後10時半にウェーダーを履いている人がいる!
こりゃダメだってことで、素直に対岸に移動し、
仮眠の後、午前2時半に3段鶴岡側へ降りた。
夜明け前の4時半過ぎ、キャスト開始。
5時過ぎ、何モノかがヒット。
グングンいう感触はサクラマス?と思ったら、一気に軽くなる。
バレたか?と思ったら、なんか魚がついていた。
ウグイの背掛かり。
苦笑いしてリリース。
さらに一時間後、残り数mというところでリーリングが止まる。
手前の段差に根掛かったか?と思い、
ロッドを立てた瞬間、一気に10m以上突っ走った。
なんじゃこりゃ?としばしの間、ストラクチャーを交わしながら必死の攻防。
数度のツッコミをしのぎ、ようやく魚が浮いてきた。
と思ったら、なんと背掛かり・・・。
またやっちゃったか〜、と3年ぶりの赤川サクラをランディング。

確か3年前の最後の赤川サクラも背掛かりだったはず。
このサクラをカウントするのは抵抗を感じるなぁってところ。
その後は19時までキャストも異常はなく、赤川の神様の洗礼を受けた形で終了。
色んな意味で微妙な一日でありました。
4月9日
前日、15時間以上も川にいた人間が早起きできるわけもなく・・・。
それでも4時半に起床し、予定していた河口近辺サーフでの海サクラ狙い。
だがしかし、前日の疲れが残っている身に砂浜歩きは非常にキツイ!
1時間半もしないで撤収。
ところでふと思ったことが一つ。
本州の海サクラ狙いはまともに成立するのだろうか?
北海道であれだけ釣れるのは、それだけの数がいるからである。
別に海だけでなく、(禁漁だが)川でもかなり釣れてしまう。
狙う気がなくても入れ食いになることもあるらしい。
ところが本州はどうか?
そもそも数がいない。
ということは、広大な海に散らばっている魚を狙うより、たとえ食欲がなくなっていようとも、狭い川に入ってきた魚を狙う方が効率が良いのではないか?
そんなことを考えながら海でキャストしていた私であった。
で、今度は3段へ。
友人と談笑の後、ウェーダーを履かずにキャスト。
でも30分もしないうちにやる気ゼロ。
んではどうするの??
まあ、このまま赤川にいても状況が良くなることは考え難いので、このまま帰って地元で夕マズメ狙いを視野に入れて移動開始。
道中、ふらっと寄った川の水色が思ったよりも良かったので、そのままキャスト開始。
流れの中を釣り下ること1時間。
トロ瀬から早瀬にさしかかる、水深は腰程度のリフル。
シュマリ11cmHIRO-SPゴールドをフルキャストし、
トゥイッチを繰り返しながらのリーリング。
そしてルアーがターンし、流れのヨレに入った瞬間、待ちに待った感触が伝わってきた。
川の状況は良くないながらも、くるならここじゃないか?と思える場所でのヒットなだけに、まさか!という気持ちとやっぱり!という気持ちが半々。
最初のローリングをロッドティップを水に突っ込んで交わし、抵抗が弱くなった瞬間、
一気に寄せる。
寄せてから暴れ出したので、強引に河原へズリ上げランディング。

サイズは51cmと小さかったが、ロケーション、ポイント、メソッド、その他諸々全てが文句ナシ。
久しぶりに満足いく一本であった。