2019年11月04日

2019アユシーズン総括

5月27日に始まった令和最初のアユシーズンは、10月12日の台風19号の襲来で終了となりました。
その後報道された災害現場は、自ら竿を出したことがある河川も多く、心が痛みました。
一日も早い復旧を祈るばかりです。

ただ、この台風が来るまでの降水度合いはどうだったのか?
思い出してみると、2019シーズンはかつてないほどの渇水が続きました。

KIMG1279.JPG

少なくとも、私自身の釣りにおいては、解禁以降お盆までほとんど雨はナシ。
山形内陸河川ではアユが大量死する程の渇水+高水温という前代未聞の事態に・・・。
年間通してみた場合、降雨量は特別多いという結果になりそうもないのがコワイところです。
一口に異常気象と言うのは簡単ですが、やはり雨は平均的に降って欲しいものです。

そんな中、私の2019シーズンの釣果は次のとおりでした。
集計方法は例年同様です。
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−5月−
  40匹/ 1日間、平均40.0匹/日(過去実績ナシ)
−6月−
 213匹/ 9日間、平均23.7匹/日(233匹/ 8日間、平均29.1匹/日)
−7月−
 538匹/ 8日間、平均67.3匹/日(350匹/10日間、平均35.0匹/日)
−8月−
 720匹/13日間、平均55.4匹/日(240匹/ 7日間、平均34.3匹/日)
−9月−
 352匹/10日間、平均35.2匹/日(221匹/10日間、平均22.1匹/日)
−10月−
  16匹/ 1日間、平均16.0匹/日( 99匹/ 7日間、平均14.1匹/日)

−合計−
1,879匹/42日間、平均44.7匹/日(1,143匹/42日間、平均27.2匹/日)

最高釣果 103匹(72匹)、最低釣果0匹(0匹)
最 大 魚 27.0cm・216g(29.0cm・215g)
(括弧内は2018年)
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2019シーズンで特筆すべきことは、数と型が揃ったことでしょう。

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まず、日本海側河川の天然遡上が高レベルで復活しました。
前シーズンの魚影の薄さを思い出すと、正直、信じられない状況。
ただし、これは新潟県以北に当てはまる話のようで、噂を聞く限り、富山県以南は大物が出るが数は伸びなかったようです。

そんなわけで、私の総釣果は2017シーズンに次ぐ過去2番目の好成績となりました。
ただし、2017シーズンのアユの型は物足りないものがありましたが、2019シーズンは全国的に大アユ傾向。
最大魚の大きさは私個人的には例年並みといったところですが、釣り上げた平均魚体重については、おそらくと言うより間違いなく私の釣り人生最高レベルでしょう。

この事実は、どう考えても雨が降らなくても気候が安定していた方が今のアユの成長・歩留まりが良いということなのでしょう。

さてさて、渇水で気候が安定、しかも大アユとなると、特定の大河川ばかり通うことになります。
河川別に集計すると、この傾向がハッキリ分かります。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
米代川水系1,252匹/21日間、平均59.6匹/日( 0匹/ 0日間)
那珂川水系 196匹/10日間、平均19.6匹/日(599匹/26日間、平均23.0匹/日)
神 通 川 175匹/ 5日間、平均35.0匹/日(209匹/ 5日間、平均41.8匹/日)
最上小国川 154匹/ 3日間、平均51.3匹/日(183匹/ 6日間、平均30.5匹/日)
鬼 怒 川  40匹/ 1日間、平均40.0匹/日( 0匹/ 0日間)
久 慈 川  40匹/ 1日間、平均40.0匹/日( 0匹/ 0日間)
狩 野 川  22匹/ 1日間、平均22.0匹/日( 0匹/ 0日間)
※以下河川は釣行ナシ
赤 石 川  0匹/ 0日間 ( 95匹/ 2日間、平均47.5匹/日)
雫 石 川  0匹/ 0日間 ( 48匹/ 2日間、平均24.0匹/日)
その他河川   0匹/ 0日間 ( 9匹/ 1日間、平均 9.0匹/日)
三 面 川  0匹/ 0日間 ( 0匹/ 0日間)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

以降、釣行日数の多かった河川順に記載していきます。


まずは米代川水系。
7〜8月は完全に入り浸りました(笑)
ここまでヨネシロに拘ったのは久しぶりのこと。

釣行先は下流二ツ井地区と扇田堰堤上流の比内〜鹿角地区の2地区に偏りました。
総釣果1,252匹のうち、二ツ井地区は7日間で548匹、平均78.3匹/日。
扇田堰堤上流、いわゆる堰カミは13日間で663匹、平均51.0匹/日。
残り1日は支流で41匹という内訳。

FDSCN0471.JPG

近年、二ツ井地区の釣りは色々な部分でパターンが見えつつあります。

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梅雨明け以降は平均20pを超しますので、数釣りをするサイズではないはずですが、オーバースペック気味のタックルで強い流れを積極的に攻め、強引に近い取り込みをする釣りがハマりました。

そして、堰カミは過去に類を見ないレベルで好釣果が続きました。

KIMG1362.JPG

150g平均で70匹オーバー、これを何度も味わうことができただなんて、まさに夢のようなシーズン。
このような釣果は過去に記憶がありません。
型については、28p、29p、尺超えという話もありましたが、私自身は27pどまり。
大物狙いという意味では物足りません。
型を求め、自分で考え得る最上流付近まで足を延ばしましたが、真の大アユは私の想定外の地域に潜んでいたようです。


そして栃木県は那珂川水系。

東北に住んでいる私の場合、6月は必然的に那珂川通いになります。
例年のように、この時期の那珂川は気難しい川でした。

ADSCN0425.JPG

ハミ跡や良いアカが付いていそうな流れを狙うということでもなく、とにかくアユが付く場所を見つけなければ釣れません。
アオノロで真っ青な流れであっても、アユがいれば入れ掛かりになるのがなんともです。

BPA050006.JPG

シーズン後半は、本当に最終盤だけ竿を出したわけですが、当たり前に25p超が掛かる状況。

CPA050005.JPG

台風19号さえ来なければ!と思うのはみんな同じでしょうか・・・。


続いて神通川。
解禁前の試し釣りは好釣果だったようで、期待していた方も多いようですが、放流魚と天然魚の割合を聞く限り、微妙なカンジ。
いざ解禁してみれば、悲惨な情報ばかり伝わってきます。
けっきょく、遡上はそれほど良くなかったということになります。

しかし、シーズン後半、アユが育てば状況は変わります。

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私は9月のシーズン終盤に2週連続で神通入りしたわけですが、竿があまり入っていない流れであれば、神通アユの強烈な引きを味わうことできました。

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平均的にあまり釣れないものの、釣る人は釣るという、私好みの状況。
わずか2回、5日間の釣りでも十分に神通を満喫できたように思います。


その次にようやく小国川です。
近年、東北では一番通い込んでいる河川だったはずなのですが、2019シーズンはわずか3日間の釣り。
シーズン最初の釣行で、過去に類を見ない数と追い!という好印象を得ることができました。

DDSCN0477.JPG

ところが、以降はどんどん水が減っていき、足を運ぶきっかけが見つかりません。
そしてアユの大量死。
ヨネシロの好調が相まって、8月以降は選択肢にもなりませんでした。
適度な降水量さえあれば、まず間違いなく爆釣が続くはずだっただけに残念でなりません。


残り3河川は、いずれも1日だけ竿を出しています。

まずは鬼怒川。
この川で竿を出したのは、2013年9月7日以来、5年半ぶり。

@img_9f62e75e6f9a62b7639e1fa599e1f6d04326076.jpg

初の5月解禁というのがこの川に向かった全ての理由。
時期的に型を求めてはいけません。
しかし、十分友釣りが成立する大きさのアユが良い追いを見せてくれました。
シーズン最初のアユ釣りで楽しい思いができたのがなにより。
漁協の超英断的取り組みに感謝したいものです。

次に久慈川。
解禁直後の那珂川がいつものようにさほど釣れないことから、福島県側の久慈川に初めて向かったわけです。
事前情報でイメージは湧いていましたが、岩盤主体の川相というのは、慣れてはいるものの、川ごとに癖を感じます。
そんな中、場所移動を繰り返し、最後の最後に入れ掛かり場所に行き着いたのはラッキーでした。

最後は狩野川。
確か2003年くらいの10月(記録が消失)以来、2度目の竿出しです。
前回、1ヶ所目は嵯峨沢橋に入りましたが数は増えず、オトリをお代わりして松下の瀬でツ抜けするかしないかの貧果だったと記憶しています。
その際は新幹線を利用しての釣行でしたが、今回は自分の車での単独釣行。
圏央道が整備され、首都高という高いハードルが無くなったこと、所属するCybeAyuClubが一区切りつける大会が行われることから、久しぶりに仲間に会いたいと思ったことで思い切った次第。
ですから、釣果は二の次。
大会時間だけ一生懸命釣ったわけです。

JKIMG1449.JPG

最初の2時間は苦労したものの、ラスト1時間は入れ掛かり!
予想外の結果に恵まれ、前回釣行のリベンジの形になりました。
なんでも、最近では一番川の状態が良かったということで、この日一日で狩野川に対する印象がすっかり変わった思いです。

ということで、非常に中身の濃いシーズンを過ごすことができたように思います。
ただし、それは東北日本海側の遡上がたまたま良く、米代川水系が猛暑・大渇水の影響を免れたということに起因するもの。

P9220014.JPG

やはり、アユの状態、川の状態が色々な部分で安定していないとアユ釣りは厳しいものになるという点はこれまでと何も変わっていないと思われます。

台風19号で過去に記憶がないレベルで被害を受けてしまった河川が多いわけですが、アユはそう簡単に流されていないはず。
来シーズンは全てがリセットされた状態の釣りになります。
過去のデータ、特にポイントのデータはほとんど参考になりません。
しかし、新たなデータを積み重ねていく釣りは、私は大好きです。

KIMG1352.JPG

今後、次シーズンがどうなるか?
期待に胸膨らませながらオフを過ごします。

いずれ、アユ以外にも手にしたい釣りモノがたくさんある私です。
来年の解禁までの7ヶ月間は、あっという間に過ぎるのでしょうね(笑)
posted by KIKU at 20:04| Comment(2) | シーズン総括 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
久し振りに訪問。
FBは撤退したし、CACにもひと区切りついて、最近はあまり釣りのHPやブログにもご無沙汰です。
それというのもよる年波のせいか、腰痛の激化で、今年は釣行回数が激減しているからなのだろう。
もう流れのキツイ、押しの強い川は、敬遠気味だし、車での長距離遠征などはとても無理。(-_-;)

しかし釣行意欲は未だ健在なので、来年も体と相談しながらだけれど、鮎はやるつもりです。
それでも小国くらいだったら、2日くらいかければ行けると思うので、kikuさんに状況でも教えてもらいながら行きたいな。
ということでその際は、よろしくお願いします。m(_ _)m

それと暇と気が向いたら狩野川にでも、また来て下さい。50も60も釣れる川ではありませんが、kikuさんだと行くかもしれないし、30から40は確実だろうから。
でわでわ。
Posted by J at 2019年11月17日 10:30
Jさん、こちらではご無沙汰です。

お気持ちお察しします。
で、思いました。
交通手段は車だけではありません。
時間があるんですから、新幹線とか飛行機使って色々なところに行けばよいと思いますが如何でしょうか?
日本にはいろいろなアユの川がありますよ!
Posted by KIKU at 2019年11月17日 20:16
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