9月15日頃になると、アユの成熟が進み、ポイントはトロ場が中心になります。
オスアユは角ばって真っ黒、メスアユはお腹がパンパンになり、釣れてもなんだか可哀想なカンジ。
ということで、今年は今回が最後と決めて米代川に向かいました。
9月7日
この日はタケちゃんやコーヤ氏、I氏と合流し、比内漁協管内の岩盤地帯に入ります。
釣りを開始してすぐ、アユの気配が減ったことを感じました。
事実、アユから反応があるのはパっと見よさそうな水深のある場所ではなく、チャラやちょっとした掘れ込みのような場所。
慣れない人には厳しいなぁといった状況です。
しかも、購入した養殖オトリはかなり貧弱。
私は開始1分ほどで野アユをゲット。
さらに続けざまに3匹ゲットできたので、一気に楽な展開になりました。
とはいえ、簡単に数を稼げるはずもなく、1ヶ所で掛かるのはせいぜい2〜3匹。
かなりの速度で移動を繰り返します。
で、ある程度数を稼ぎ、色々試せるようになったのは間もなく11時になろうかという時刻。
水温が上がる前と後で劇的に状況が変わるという点は、やはりいつもの米代川です。
お昼を過ぎた時点で25匹をカウント。
25pクラスも混じりますが、先週までより小ぶりな個体が多く混じります。
大きなアユはある程度落ちてしまったカンジ。
実はすでに私以外の全員が車移動。
その後の展開を考慮すると、私もどこかに車移動という選択肢を選びました。
さほど数が望めない以上、狙うは型です。
年券をフル活用すべく、今度は鹿角漁協管内へ入りました。
が、こちらも型はイマイチ。
1ヶ所目より一回り大きいカンジはありますが、最大26pどまり。
2時間強で14匹。
予想よりもコンスタントに掛かったのが救いでしょう。
今シーズン大いに楽しませてもらった米代川上流部の釣り最終日は、
17時に合計39匹にて締めくくることとなりました。
竿:硬派・荒瀬抜90(替穂使用)
水中糸:Mステージ0.2号+付糸1.2号
ハリ:キープ7.5号3本イカリ・8号3本イカリ
9月8日
とうとう米代川のシーズン最終日を迎えてしまいました。
こんな日に竿を出すのは、今シーズン一番竿を出した二ツ井地区以外考えられません。
まずはつりけん赤坂さんhttp://www.dplaza.ne.jp/turiken/に寄り、「行ってきます!」のご挨拶。
到着した有名ポイントは、いつもよりも混雑していますが、移動スペースは十分あるのでここで竿を出すことに決定。
この日の狙いはキツイ瀬のただ一択。
面倒だったのと、25p超の可能性があることを考慮し、竿も仕掛けも前日のモノをそのまま使用します。
最初の数匹を釣るまではリズムに乗り切れませんでしたが、場慣れして以降はコンスタントにロッドが曲がり、返し抜きを繰り返します。
1時間ほど経過し、さすがに付糸1.2号は太すぎると感じ0.8号に交換。
以降、一切迷いなく、サイズに関係なくロッドをヒン曲げるアユと対峙し続けました。
お昼の時点で40匹をカウント。
最大25.5p、平均21p程度と十分満足できるサイズです。
私的にはゆっくり昼食を食べて午後の部開始。
今度は左岸側の流れを攻めてみました。
ところがここで大ブレーキ。
1時間半ほどかけて5匹しか掛かりません。
しかたなしに、午前の場所に戻ります。
同じ場所で釣っても先がないのは見えていますが、他よりはマシといったカンジ。
16時になり、あれだけいた釣り人が一斉に上がってしまいました(汗)
ようやく好きなように釣りができます。
右岸に戻り、逆の立ち位置からそれまで釣っていた急瀬を攻めることにしました。
すると、入れ掛かりとはいかないまでも、程々のペースでアユの反応があります。
流れの向きによっては、アユが掛かると一気に沖に向かい、なかなか抜かせてくれません。
24p超が揃う流れも分かりました。
焦ることなく、余裕を持って米代川とアユの引きを堪能します。
17時を知らせるサイレンが鳴り響きました。
もう1匹釣ったら・・・。
そんな思いでオトリを引き上げます。
一番キツイ流れの中で、突然ロッドが満月になりました。
ちょうど掛かりアユが沖に向かう流れの位置になっています。
これをバラすと来シーズンまで悔いが残ります。
今回初めてアユについて下り、最後は返し抜きでフィニッシュ。
ラストがこのアユなら文句ナシ。
17時5分、この日60匹目のアユを手にし、私の2019シーズンの米代川の釣りはフィナーレとなりました。
竿:硬派・荒瀬抜90(替穂使用)
水中糸:Mステージ0.2号+付糸0.8号
ハリ:パワーチラシ9号3本チラシ
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