2018年10月30日

2018アユシーズン総括

6月2日より始まった私の2018アユシーズンは、10月21日に終了しました。
そして、平成の時代のアユ釣りもこれにて終了。
友釣り絶頂期のバブル時代を挟んで友釣りを始めた私にとって、この世界は衰退の一方。
個人的には一時代の区切りともいえるのかもしれません。

DSCN1022.JPG

そんな2018シーズンは、フィールドにおいても昨今の状況が顕著に現れていたと思います。

まず、日本海側河川の天然遡上が不振であったこと。
日本海側河川の多くが天然資源頼みですから、そちらをホームにする釣り人の多くが、釣果どころか釣行回数が激減したはずです。

一方、北関東以南の太平洋側河川の多くにおいて、まとまった量の天然遡上がありました。

DSCN1073.JPG

ところがところが、それに比例した釣果が上がらなかったというのが実態。

シーズン前半は渇水に加えて猛暑、酷暑。
西日本では解禁から7月初旬まで、北日本では解禁から8月初旬までほとんど雨が降らず、近年稀にみる大渇水。
加えて、気温は連日35℃超え。
当然、川もぬるま湯ですから、アユも釣り人も危険な状態。

ようやく雨が降ったと思ったら、今度は災害レベルの豪雨。

日帰り釣行メインで行動範囲が限定される釣り人にとっては、この時期で事実上シーズンが終了したという方も多いのではないでしょうか。

このような状況の中、私の釣果は次のとおりでした。
集計方法は例年と同じです。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
−6月−
 233匹/ 8日間、平均29.1匹/日(311匹/ 9日間、平均34.5匹/日)
−7月−
 350匹/10日間、平均35.0匹/日(519匹/12日間、平均43.2匹/日)
−8月−
 240匹/ 7日間、平均34.3匹/日(688匹/12日間、平均57.3匹/日)
−9月−
 221匹/10日間、平均22.1匹/日(570匹/10日間、平均57.0匹/日)
−10月−
  99匹/ 7日間、平均14.1匹/日( 96匹/ 4日間、平均24.0匹/日)

−合計−
1,143匹/42日間、平均27.2匹/日(2,184匹/47日間、平均46.4匹/日)

最高釣果 72匹(132匹)、最低釣果0匹(0匹)
最 大 魚 29.0cm・215g(24cm強(未測定)・重量未計測)
(括弧内は2017年)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

2018シーズンの釣果は前シーズンの約半分。
平均釣果も前年の半分くらいという感覚でいたのですが、数字に出すとハッキリ分かります。
ただし、2017シーズンが極端に良かったことから、2018シーズンは苦しかった割に数が伸びたとも思います。

DSCN0962.JPG

もっとも、私の現場での思いとして、入れ掛かりはほとんどありませんでした。
前シーズンは時速10匹が普通であり、時速20匹くらいで入れ掛かりというカンジ。
それに味を占めてしまった中で、せいぜい30分5匹でストップ。
それ以上続いたのは数えるほどしかなかったわけですから、悪い表現をすれば、“竿を出していてもひま”な時間が多かったのでした。

そんな釣りが続いたことから、釣行を重ねる中で、このままではつまらないシーズンになるとの思いが募りました。
それこそが、自分にとっては未知の河川である雫石川や某小河川大アユ狙いに足を向けさせた理由です。
その行動は、結果として吉となりました。

ということで、各河川それぞれでの釣りはどうだったのか?
河川別に集計してみます。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
那珂川水系 599匹/26日間、平均23.0匹/日(371匹/17日間、平均21.8匹/日)
最上小国川 183匹/ 6日間、平均30.5匹/日(664匹/12日間、平均55.3匹/日)
神 通 川 209匹/ 5日間、平均41.8匹/日(409匹/ 8日間、平均51.1匹/日)
赤 石 川  95匹/ 2日間、平均47.5匹/日(112匹/ 2日間、平均56.0匹/日)
雫 石 川  48匹/ 2日間、平均24.0匹/日( 0匹/ 0日間)
その他河川   9匹/ 1日間、平均 9.0匹/日( 48匹/ 1日間、平均48.0匹/日)
三 面 川  0匹/ 0日間 (215匹/ 3日間、平均71.6匹/日)
米代川水系  0匹/ 0日間 (365匹/ 4日間、平均91.2匹/日)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――


まずは栃木県、那珂川水系です。

DSCN0954.JPG

那珂川は2014年以来の大量遡上に恵まれました。
ただし、天然主体の大河川のこと。
地域・本支流・時期によりアユの濃い薄いがあり、今シーズンは基本的に初期は那珂川南部漁協管内の本流域、中盤以降は本支流の最上流域が当たっていたように思います。

DSCN1083.JPG

初期の魚影の濃さゆえ、本来は入れ掛かりの9月になるはずだったのですが、酷暑のためにアユが夏バテどころか病気になり、下流域では大変なことに・・・。
そして8月末以降の高水、さらには台風によるアカ飛びとなかなか条件がそろいません。
絶好調にならないまま、まあまあの状況が最後まで続いてしまったカンジです。

1528115451729.jpg

もっとも、ああだこうだと言いながら東北のホーム河川が不調ということで釣行回数は過去最高。
ただし、平均釣果は前シーズンとさほど変わらず、ここに那珂川アユの気難しさが現れているような気がします(汗)


続いては山形県の最上小国川。

DSCN0940.JPG

そもそも、日本海側河川は、どこもかしこも解禁前から不漁が予想されていました。
それでも自分の目で確かめるべく、解禁日に竿を出したところ、噂ほど天然遡上がないわけでもないことを実感。

DSCN0944.JPG

その上で放流量が多いことを考慮し、7月のホーム河川とした次第。
結果的に東北日本海側河川で竿を出したのは小国川だけです。
シーズン通して東北日本海側はどの川も壊滅状態。
平均釣果が30匹を超す河川はほとんどなかったようですから、ここはさすが小国川!といったところ。


7月に出かけたのが青森県の赤石川。

DSCN0966.JPG

近年、毎シーズン出かけている川ですが、今シーズンもそれなりに釣れている噂を聞いて出かけてみました。
で、例年並みに釣れたわけで、天然遡上がそれなりにあったのかと思っていました。
が、よくよく考えてみると、この川も規模の割に放流量が多いはず。
もともと遡上量が多い川であることも考えてみると、妥当な釣果だったと考えて良いのかもしれません。


そして8月。
新たな展開を求め、岩手県北の雫石川に初めて入りました。
この川は全放流河川ですから、天然遡上の多い少ないは関係ナシ。
これが今まで足が向かなかった一番の理由ですが、今シーズンのように天然遡上が全般に少ない年には助かります。

39116458_2209625032656295_7331150664761868288_n.jpg

もっとも、実際に竿を出したところ、2日目の午前中までかなり苦労しました。
一番の理由は、良い場所でどのようなペースで釣れるのか?を知らなかったことが挙げられます。
それが分かるまでは、広い意味でも狭い意味でも場所の見切りのタイミングが遅かったように思います。
とはいえ、それも既にある程度掴めたはずですから、次回はもう少し楽な展開にもっていけるはずです(笑)


富山県の神通川にようやく出向いたのはお盆休みのこと。
言うまでもなく、この川は日本中の友釣り師の注目の的ですが、今シーズンは度重なる大増水により、川相が大きく変貌。
それでも、多くの釣り人を受け入れるキャパがあって、遡上が少なくてもそれを補うだけの放流がなされています。

DSCN1041.JPG

しかも、瀬とトロのメリハリがハッキリした落差のある川相で、瀬が好きな人にとってはポイントだらけ。
竿抜けがきちんと竿抜けになっていて、アユが狙い通り、素直に掛かります。

DSCN1039.JPG

ということで、神通川への釣行は2回だけでしたが、来シーズンは普通の週末にも行ってしまいそうなカンジです。


そして最後は某小河川。

DSCN1015.JPG

初めての釣行で29pが出るとは、正直驚きました。
ただし、9月中旬の釣行ということで、もう1週間早ければ綺麗なアユが揃ったと思われます。


2018シーズンは、以上の6河川への釣行に留まりました。

秋田県米代川に1回も行かなかったのは、社会人になってから初めてのこと。
20世紀の時代には想像だにしなかった状況です。

アユ釣りを取り巻く状況は、相変わらず行動力がない人が好釣果を上げるには厳しすぎます。

特定河川だけの独り勝ち、正確には特定河川だけがまともな釣りになっている。

1537875427097.jpg

高速道路をひた走り、釣れる川に出向いていく。
こんな状況のままで良いのか?

そんな思いが更に募る2018シーズンなのでした。

DSCN1092.JPG
posted by KIKU at 22:18| Comment(0) | シーズン総括 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。