2024年11月19日

庄内寒ブリジギング2回目

11月16日

ウマイこと天候に恵まれました。
今回もシルバースノーさんhttps://yanbo25.wixsite.com/silversnowのお世話になり、6時前に酒田港を出港します。

10分後、真正面に光る大きな満月。

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いやぁな予感しかしません(汗)

この日、風具合を考慮し、南のポイントに向かいました。

悪い意味で予感的中。
目指したポイント付近に魚影は皆無。

小野船長は、さらに南に舵を向けます。

どんどん南下。
ひたすら南下。

けっきょく、1時間半以上も船を走らせた末、ようやく釣りが始まりました。

忘れた頃、魚探にそれらしき反応があるようですが、船の下を素通りするダケ。

船長は出来得る限り魚影を探しています。

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しかし、船上の釣り人一同、あの手この手を繰り出しますが、手も足も出ない。

こんな時間を過ごし、船中1本目の青物(でもイナダ)が出たのは9時過ぎのこと。

その後の流しで私の隣の隣の方にヒット。
それを横目に、巻き上げたジグをボトムまでフォールさせている最中、着底寸前で違和感。
ようやく私にもヒットしてくれました。

それなりの重量感を感じますが、ほとんどドラグを活用することもなく、強引に水面まで浮かせることができるサイズ。

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無事にゲットしたのは、5sあるなしのワラサでした。
(画像は船長ブログより拝借)

この日の船中ファーストヒットはショートジグ。
それを踏まえ、手持ちではシルエットが小さ目のステイを使用したのがヒットの要因?

そんな思いが確信に近くなったのは、15分後。

先ほどと同じステイ200g(ただし色違い)に、底から2シャクリ目でヒットしたのはイナダ君。

型は小さいですが、この日の激シブ状況の中では良いペースに気を良くします。

結局この日、私にはもう1回アタっただけでしたが、船内半数が青物ボウズだったことを考えると、マシな部類だったかもしれません。

もっとも、他船では良型も上がっていましたし、魚探には何度も反応が出ていました。
よって、ブリにジグを食わせる腕がないの一言に尽きるわけです。

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ということで、次こそはきっと!という思いが膨らむ一方の私なのです。


(タックル1)←ワラサゲットタックル
ロッド:ソルティガJ60HS・J
リール:ソルティガ4500H
ライン:PE3号+フロロリーダー50lb
ジグ:ステイ200gブルー

(タックル2)←イナダゲットタックル
ロッド:ギャラハド624B
リール:オシアジガーFC2001NRHG
ライン:PE2号+フロロリーダー50lb
ジグ:ステイ200gピンク

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2024年11月05日

庄内寒ブリジギング初戦


楽しみな季節がやってきました。
楽しみではあるのですが、時化との戦いの季節でもあります。

出船率は1〜2割。
毎週末予約を入れておき、月に1回沖に出られれば御の字。
運よく出船できたとしても、相手がその気にならない限り、ひたすら食い渋り。
しかし、当たれば普通に10sオーバー!
10sどころか15s超も現実的な数値。
まさに一発大物の夢があります。

それが庄内沖の寒ブリ狙い。

ということで、今回は幸いにも予約初日から日本海に浮かぶことができました。


11月2日

今回は5月以来のシルバースノーさんhttps://yanbo25.wixsite.com/silversnowのお世話になりました。
今シーズンは開幕したばかりですが、それなりに青物からの反応がある様子。
他船では既に10s超が上がったとのことで、期待に胸膨らませ6時に酒田港を出港します。

30分程で、定番の寒ブリポイント“明石碓”に到着。

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早速ジグをシャクリ始めます。

開始3分でいきなりヒット!
2sもなさそうなイナダ、抜き上げるところでオートリリースでしたが、船中ファーストヒットに気を良くします。

同船者にもバタバタとイナダがヒット。
ただし、いずれもイナダ止まりで型が伸びません。

しかし、他船から8〜9sクラスゲットの報が入り、船中に緊張感が溢れます。

その後、アタリは遠のいてしまいました。

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当日の天気予報は確実に雨模様。
昼頃に風波が強まるとのことで、小野船長は出船前から早上りの可能性を口にしていました。

時間が経つにつれ、天気予報通り雨風が強まります。
波もガバガバいいだします。

そしてアタリがひたすら遠い。
魚探反応も芳しくない。

9時を回る頃には、船内諦めムードが漂ってきます。

そんな中、久しぶりに私のロッドが曲がりました。
1本目と同サイズのイナダでしたが、誰にもアタリがない状況でのヒットは嬉しいもの。

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もっとも、それ以降は海中の生命感がなくなってしまい、さらに天候が悪化。

船長は11時に早上がり宣言。

やはり酒田のブリは一筋縄ではいかないなぁといった感想です。

今回の釣りでは、タックルに改善すべき点を多々感じました。
ジグのウエイト(200〜250gサイズをもう少し持ち込む)、リールのギア比(スピニングはハイギアに)等々。

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この日、まずはちょうどよい肩慣らしになったということで、次回に向けヤル気が増す一方のシーズン開幕なのです。


(イナダゲットタックル)
ロッド:ギャラハド624B
リール:オシアジガーFC2001NRHG
ライン:PE2号+フロロリーダー50lb
ジグ:デルタ200g(赤目シルバーグローベリー)

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2024年10月27日

2024アユシーズン総括


2022年に三陸の港町に引っ越してから3年目。
一番身近なアユ河川まで自宅から10分。
そんな環境に慣れてきた2024アユシーズンを振り返ってみます。

まず、2024年の夏は、明らかな異常気象でした。
2023年同様に史上最も暑い夏。
気温だけではありません。
辻褄合わせの法則は、なんでこうも極端なことになってしまうのでしょう。
東北日本海側では、7月に2回の豪雨洪水。
馴染みの山形河川の惨状には心を痛めるばかりでした。

こんな状況にどう対応するか?
近年、その対応力で釣果が大きく変わってきているような気がします。

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まずは数値的な結果から。
集計方法は例年同様となります。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
−5月−
  33匹/1日間、平均33.0匹/日(43匹/ 1日間、平均43.0匹/日)
−6月−
 92匹/7日間、平均13.1匹/日(147匹/ 6日間、平均24.5匹/日)
−7月−
 317匹/15日間、平均21.1匹/日(336匹/15日間、平均22.4匹/日)
−8月−
 480匹/12日間、平均40.0匹/日(259匹/ 9日間、平均28.8匹/日)
−9月−
 210匹/6日間、平均35.0匹/日(釣行なし)
−10月−
 釣行なし(釣行なし)

−合計−
1,132匹/41日間、平均27.6匹/日(785匹/31日間、平均25.3匹/日)

最高釣果82匹(57匹)、最低釣果1匹(1匹)
最 大 魚 26.3cm・重量未計測(26.5cm・重量未計測)
(括弧内は2023年)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――


6月までは那珂川・鬼怒川の北関東河川に通うわけですが、数は伸びませんでした。
2024シーズンは、6月を中心に大会参加していたことも数が伸びない原因となっていたかもしれません。
那珂川・鬼怒川とも詳細は後ほど述べたいと思います。

そして7月。
ここ数年、7月の天候が不安定過ぎて数を延ばせない印象。
平均釣果が落ちているのは、釣行の半数が仕事終わり釣行となっているためであり、これを除くと平均釣果は30匹超/日となります。
来シーズンは短時間釣行で如何に釣果をあげるか?が課題になりそうです。

8月以降は、各河川とも好調に推移した印象。

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9月は中旬以降尻すぼみとなったのは、個人的な事情があったから。
ということで、もう少し釣果を伸ばす余地はあったかもしれません。


続いて、河川別の分析。
釣行日数順に列記してみます
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
近所のO川 265匹/15日間、平均17.7匹/日(114匹/10日間、平均11.4匹/日)
那珂川水系 83匹/ 7日間、平均11.9匹/日( 89匹/ 4日間、平均22.3匹/日)
気 仙 川 145匹/ 6日間、平均24.2匹/日( 1匹/ 1日間、平均 1.0匹/日)
神 通 川 240匹/ 4日間、平均60.0匹/日(123匹/ 3日間、平均41.0匹/日)
米 代 川 190匹/ 4日間、平均47.5匹/日(釣行なし)
街なか河川  89匹/ 3日間、平均29.7匹/日( 52匹/ 2日間、平均26.0匹/日)
鬼 怒 川  42匹/ 2日間、平均21.0匹/日(186匹/ 7日間、平均26.6匹/日)
40分のS川  27匹/ 2日間、平均13.5匹/日(145匹/ 4日間、平均36.3匹/日)
最上小国川  51匹/ 1日間、平均51.0匹/日( 54匹/ 2日間、平均27.0匹/日)

※前シーズン釣行したが今シーズン釣行しなかった河川
三陸のU川  釣行なし(21匹/ 1日間、平均21.0匹/日)

(括弧内は2023年)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
(注意)複数河川に釣行している日であっても1河川1日とカウントしています。


最初は近所のO川、シーズン中は近所の川と記載しています。
この川、県内では天然遡上がかなり多い部類です。
ただし、釣り可能区間は短く8ⅿ竿を持て余すほどの河川規模。

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これまで真剣に攻め切ったことはありませんでした。
しかしながら、3年目の今シーズン、ほぼほぼ釣るべきところで竿を出すことができました。
結果、昨シーズンの倍以上の数を釣ることができましたが、これくらいが限界のような気もします。
今後は、より楽しむためのパターンを模索してみたいと考えています。


次に那珂川水系。

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那珂川に通い出してから20年以上経ちますが、ここ数年の環境の悪化度合いは酷過ぎます。
特にアオノロの異常繁殖は、正常な川なら有り得ません。
田んぼに散布する肥料(鶏糞)が原因との噂を聞きますが、私はその説に納得しています。
ちなみに那珂川で唯一の楽しかった釣りは6月1日の解禁日。
それもアオノロを避けて支流に入った結果なのです。


3番目に釣行日数が多かったのは岩手県の気仙川。
これまで、この川の規模に対する釣り人の多さに嫌気がさしていましたが、ようやくこの川の釣りに面白さを感じました。

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とはいえ、水量が多い中で中下流部に入った結果です。
探せば上流部も良い釣りができるのか?という思いがあるのですが、探すのであれば平日が理想なのでしょうか・・・。


続くは富山県の神通川。
私が訪れたお盆期間は、上り調子になりかけのあたり。

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8月下旬から日本一釣れる川に変貌したようですが、私が竿を出した実感としては、傾向(あの時はトロや深瀬)をつかまないとビリアユばかりで厳しい印象。
近年、釣れる釣れると評判の神通川ですが、簡単に釣れない時期もあることを忘れてはいけないとと思います。


そして久しぶりの秋田県は米代川。
解禁前の遡上良好との情報にワクワクし、解禁当初の支流の釣果に胸躍らせていました。
が、本流でも上流部は一時のみ。
下流部は適水量になったのがお盆過ぎ。
待ちに待ちましたが、3年ぶりに大奔流の釣りを堪能。

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サイズに対するアユの引きの強さは今年一番でした。


実家近くの街なか河川は3日間で89匹。
この川、数はともかく8月には当たり前に25pクラスが掛かります。

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曳舟に15匹も入れると大変なことになるのですが、オトリ缶を置いておくと盗難が心配。
ということで、一日快適に釣りするためには釣ったアユをどうするべきか?
これが近年一番の課題です。


栃木県の鬼怒川は、今シーズンも安定して釣れていたようです。
しかし、私が竿を出したのは2日間ダケ。
2023年よりも天然遡上は少なく(といっても例年並み?)、放流モノ主体であったことが足が向き難い理由の一つ。

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他の天然河川がダメでない限りは、釣行回数が増え難いかもしれません。


40分のS川は、小河川ゆえ詳細を省きますが、魚影が薄い印象。
岩手県沿岸南部の河川の天然遡上はイマイチだったような気がします。


最後は、山形県の最上小国川。
7月に2回の災害豪雨があったため、解禁後の最初の週末1日のみの釣りとなってしまいました。

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その後は足が向いていませんが、悪い方向に変貌した環境な中、9月のひと時は良型が釣れ盛ったのだとか。
今後の復活に期待しています。


最後に、参加した大会はいずれも惨敗。

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調子が良いときは、何も考えずとも釣れるところでやるべきことをやって釣果が上がっていきます。そうなっていなかったという部分で準備不足を感じました。

ということで、自分としては無難に終わってしまった感のある2024シーズン。
経験を積み重ねると、変に贅沢になってしまい、なかなか満足いく結果に至らないものです。
しかし、アユ釣りは何か一つ変わると、刺激満載になることは経験済み。

来たる2025シーズンは、全力を尽くす気持ちを忘れず、思う存分アユと対峙していく所存です。

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2024年10月01日

最終盤の近所の川


一般的に東北地方は友釣りのシーズンが終わっている時期なのです。
ですから、私は南の川に足を延ばすのが恒例行事。
しかし、今現在に限ってはそれが不可能。
ということで、2週間前に終了宣言したはずの近所の川に行ってきました。

時期的にボウズ覚悟。
自宅から10分の距離だからこそ可能な釣行です。


9月28日

自宅から8分の場所。
目指すポイントに向かう途中で川を覗いたところ、数は少ないながらもアユが瀬の中でヒラを打っています。
まずはこれで一安心。

そしてポイント到着。
まずはコロガシ釣りでオトリ取り。
なんと1投目からオトリ頃サイズがヒット!
これならば、とオトリ取りを続行。
その後も順調にアユが掛かり、小一時間で大小合わせ8匹ゲット。
余裕をもって友釣りを開始することができました。

10時過ぎ、友釣りタックルに持ち替え、2週間前に反応が良かった瀬の中を狙ってみます。
先ほどのオトリ取りでもそうだったのですが、瀬の中に普通にアユが付いています。

おおよそ時速10匹ペースでポロポロとヒット。

時期が時期なので、雄アユの多くが黒ずんで痩せ気味。

とはいえ、雄雌ともにたま〜にキレイな個体も掛かるのが嬉しいところ。

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友釣り開始後の2時間でなんと19匹もゲットすることができました。


昼食後の午後の部。
色気を出して少し遠方のポイントから探ってみます。

しかし、先週来の増水でけっこうなアカ飛び。
午前中のポイントは地形的にアカ付きが良く、こちらを集中的に狙った方が良さそうです。

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そんなわけで、午前中狙った瀬に戻り重箱の隅をつつくように探ります。

こうして16時30分、もう間違いなく東北の川ではシーズン最後になる釣りが終了。

瀬の中で引きまくる最盛期とさほど変わらない釣りにて午後の部14匹。

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友釣りで一日合計33匹+コロガシ釣果と、この時期にしては予想外に良い釣りとなったのです。


(タックル)
竿:紫龍66MH
水中糸:Mコンポデュラ0.05号+付糸0.4号
ハリ:パワーミニマム7.0号3本イカリ

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2024年09月19日

遠征中止で近場を楽しむ


本当は神通川に向かう予定でした。
しかし、車検に出した車が戻ってこない。
整備箇所多数につき予想以上に時間がかかっているとのことで、泣く泣く遠征は諦めました。

とはいえ、既に9月中旬です。
ウダウダしていると友釣りのシーズンが終わってしまいます。

ということで、可能な範囲で川に出かけることにしました。


9月14日

自宅から車で走ること30分。
8月4日以来の岩手県は気仙川に入りました。

まずは今シーズン2度オイシイ思いをした瀬に入ります。
が、予想外に反応に乏しい。

1時間半1匹という状況に別の瀬に移動します。

先ほどは荒瀬絡みの大場所でしたが、今度はチャラ瀬。
時期的なものがあることを予想してのポイント選択。

しかし、やはり反応がない。
オトリは徐々に弱り始めています。
この場所でなんとかオトリを替えないと、お手上げになってしまいます。

15分後、ようやく掛かった魚はハヤでした(泣)

苦しい展開ですが、諦めずに釣り下ります。

さらに10分後、目印がフっ飛びますが、竿を立てた瞬間にバレてしまいました。
ハリの種類を変えてみます。

さらに釣り下ること5分後、またもバラシ。
さらにハリの種類を変えてみます。

あまりにも苦し過ぎる展開。
しかし、アユの付き場に辿りついているはず。

諦めずに探っていると、たまたまというカンジで目印がフっ飛びました。
こうしてこの日のまともな友釣りは10時半過ぎから始まったのです。

元気なオトリに変わってしまえば、ポツポツながら野アユからの反応が返ってきます。

14時過ぎにようやく昼食。
この時点で11匹。

ここで車移動し、シモのポイントへ。

こちらではおおよそ狙い通りに野アユをゲット。

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最大25pクラスを筆頭に11匹追加。

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平均サイズは20p超と、合計22匹の数の割にボリューム満点の釣果に、翌日への希望が繋がったのでした。


(タックル)
竿:銀影競技メガトルク急瀬抜90Q(パワー穂先)
水中糸:Mステージ0.15号+付糸0.8号
ハリ:パワーミニマム7.0号3本イカリ(◎)


9月15日


釣行2日目も気仙川に向かいます。

下流部のポイントに入ってみましたが、パっと見でアユの気配に乏しい印象。
この日は気温が低く、ポツポツ雨が降っているため条件は悪い。

それでも、今シーズン一度竿を出している地区なのでアユが居ることは間違いない。

そう思ってオトリを泳がせるものの無反応。

釣りするよりも歩く時間の方が長い1時間。
気仙川に見切りをつけ、第2プランに移行することにしました。

30分後、近所の川に到着。
慣れてはいるけど1ヶ月以上ぶりのポイントで釣りを開始します。

開始早々、オトリがエビになり、回収の際に付糸が切れてしまいました。

前日、オトリを4匹取っておいたのですが、気仙川に到着した時点で2匹が虫の息。
残ったオトリ2匹で頑張っていたわけですが、残るはただ1匹。
しかもこの1匹は既に酷使されて色が変わった泳ぎの悪い腹パンのメスアユ。

そんなオトリのみの1アンダーからの展開です。
これが2アンダーになれば、友釣り終了ということで、緊張感モリモリ。
少しでも緊張感を和らげるため、
仕掛けを1ランク太くし、高切れの可能性を減らすことにしました。

その後はとにかくアタリが遠い。

友釣りほど精神状態の影響を受ける釣りはなかなかありません。
30分もアタリがなければ、焦りしかないわけです。

そんな中、ようやく掛かったのはハヤ。
いよいよ切羽詰まりました。
全オトリロストに備え、このハヤを曳舟に納めました。

これでダメならもうお手上げ。
そんな心境で、気仙川では全く駄目だったレベルの流れにオトリを送り込みました。

石裏の白泡の中で待ちます。
我慢します。

そして、ついに目印がフっ飛びました!

こうして1匹目をゲット。
続く2匹目は入れ掛かり。

な〜んだ、です。
近所の川のアユは、この時期でも強い流れに付いていました。
最盛期同様の釣りでよかったのです。
しかも、22p当たり前と平均サイズは過去最大。
とはいえ、仕掛けが太いので24p超が掛かっても問題なし。

以降、他の釣り人がいないことをいいことに、自由な釣りを展開。

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17時過ぎ、終わってみれば30匹。

終わり良ければ全てヨシ!ということで、翌日に向けてヤル気モリモリで帰宅したのでした。


(タックル)
竿:紫龍66H
水中糸:Mステージ0.15号+付糸0.6号
(途中から)Mコンポデュラ0.05号+付糸0.4号
ハリ:パワースピード7.0号4本イカリ(◎)


9月16日

連休3日目の釣行3日目最終日。

8時半に近所の川に到着したものの、前夜の雨で高水濁り。
最盛期であれば全く問題ないレベルの濁りだったのですが、
時期が時期であることを考慮し一旦帰宅。
10時過ぎに出直します。

それでも川辺で待機していたところ、コロガシ釣りのオジサンがやってきたので入川を決意。

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こんなポイントに入ったのですが、無反応。

コロガシオジサンにポイントを譲り、最盛期の実績場所に移動します。

こうして1匹目をゲット。

しかし、そんなにウマくいきません。
今シーズン、最も魚影が濃かったはずの場所なのですが、忘れた頃にしか掛からないカンジ。

12時45分、午前の部は7匹で昼食休憩に入りました。

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午後の開始はこんなポイント。

周辺で一番傾斜がキツイ瀬で、川幅が狭いため釣り難いのですが、ここが思いのほかアタりました。
型も良いため、すぐに太仕掛けにチェンジ。
明らかに24p超のアユも躊躇せずに抜く展開。

数が出そうもない状況の中、狙い通りに反応があることから、丁寧に丁寧に探りました。

一通り釣り切り、この瀬のカミに意識が向かいます。

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こんな大場所を遡行し、目指す瀬に入りました。

ところが、想定外に反応がありません。
1時間かけて2匹のみ。

実は、この瀬を探った時点で、この2日間に入った区間をほぼ網羅し終わっています。
そんなわけでやり切ったというカンジ。
私にしては早上りな16時に竿を納めました。

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結果、25p超を筆頭に、こんなアユばかり17匹。
近所の川の最終釣行としては、十分納得という思いでいっぱいなのです。

(タックル)
前日と同じ

posted by KIKU at 19:46| Comment(0) | TrackBack(0) | アユ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする